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消防士|早い出動の工夫5つ|お風呂やコンタクトはどうしてる?

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こんにちは、TEAM WEBRIDです。今回のテーマは、消防士が消防署の生活の中で行っている工夫について。消防士も人間です。消防署での24時間勤務の中では、トイレも行くし、お風呂も入る。ご飯も食べます。

ただ、一点だけ通常生活と違うのは、どんなときでも出動指令が入れば、たちまち現場へ出動する必要があるということです。トイレの途中、お風呂の途中などで出動指令が入っても困らないように、どのような工夫を行っているのか気になるところです。

今回の記事も、現役消防士や消防職員OBへの取材をもとにレポートします。この記事を読むことで、消防士達の日常生活における多くの工夫が理解できるでしょう。

【消防士達の日常生活の工夫】トイレの工夫

トイレ中に、出動指令が入ったとき、小さい方の場合は、少し待てば何とかなります。小さい方であれば、出しはじめてすぐに指令が鳴ったとしても、すべて出るまでの時間はしれていますよね。

問題は大きい方。大きい方の場合、よくある工夫は次の2つ。まず、トイレに座るとすぐに、トイレットペーパーを巻き取ります。このかたまりを、複数用意します。

何が言いたいかというと、いざというときに、すぐ拭き取れるようにするということですね。もちろん、ウォシュレットが装着されている場合は、ヤツが通過するたびに洗います。その方が拭き取り作業がスムーズだから。

ただ、消防署といってもあくまでも官公庁です、建物は基本的に限界まで使います。だいたい、40年から50年。耐震基準にひっかかるとか、津波対策で移転する必要があるとか、こういった理由がない限り、建て替えは行いません。

つまり、何が言いたいのかというと、古い建物が多いということ。和式スタイルのトイレもまだ多く残っています。洋式スタイルであっても、ウォシュレットがついていないこともザラにあります。ただ、建物の外観は古くてもトイレを部分改修している場合もあるので見た目だけでは判断できないことに注意です。

このように、ウォシュレットの普及がまだまだな消防署では、大きい方の場合、トイレに座るなり、ガラガラガラとトイレットペーパーの束を準備して、いつでもおしりを拭いて出動できるように気をつけています。

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【消防士達の日常生活の工夫】お風呂の工夫

消防士も人間ですから、お風呂に入ります。お風呂に入るときも、主に次の2点の工夫は必須です。

  • 湯船にお湯をためておく
  • 服は着やすいように並べておく

順番に説明します。

まずは1点目、湯船にお湯を貯めておくという工夫は、だいたい想像つきますよね。出動がかかった時に、体や頭についているシャンプーやボディソープの泡を、湯船にザブーンと浸かることで一気に洗い流すためです。火災出動の場合は、濡れた状態から雑に拭いていても大丈夫。どっちみち大汗をかくので時に問題にはなりません。

救急出動の場合は、急いで雑に拭いたとしても、とりあえず顔と頭をざっと拭けていれば大丈夫。体は服を着るし、頭はアポロキャップを被るし、顔はマスクをするし、さっきまで風呂に入っていたかどうかなんてわかりません。しいて言うならば、寒い時期は、寒さがきついことぐらいでしょうか。

しかし、これがシャンプーやボディソープの泡となると話は変わってきます。ヌルヌルするし、白い泡は出るし、大問題です。お風呂中に指令が入った時、最優先すべきは泡を確実に落とすということです。

ただ、ほとんどの消防士は短髪なので、シャワーだけでもシャンプーの泡はすぐ流せるようになっています。湯船にザブーンと浸からなくても頭の泡は落とせそうですが、どうしてもシャワーだけだと脇の下に流れた泡などは残りやすいものです。湯船に浸かれば泡を流し残す心配はなくなるので、やはり一瞬でも湯船に浸かることが効果的です。

2点目は、服は着やすく並べておくということ。1点目で説明したように、体をゆっくり拭き取る間もなく服を着ることになります。みなさんもご存じのように、体が濡れている状態だと、ソックス1つ履こうとしても手間取るものです。滑りにくく、引っかかるからです。そのため、少しでも早く着ることができるように、着替えを人の形にして並べておきます。そうすれば、シャツの前後ろに迷うことはありません。時間のロスを防げます。

この2点を意識するだけでも、入浴中の出動指令にもしっかり対応できるようになります。ただ、この2点の工夫を行うのも、あくまでも“風呂に入る”必要がある場合です。現実的には、24時間勤務中に風呂に入るという選択肢は多くない。特に次のような人たちは、風呂に入ることはほとんどありません。

  • 出動の多い消防署
  • 出動頻度の高い救急隊
  • 女性消防士
  • 若手消防士

確かに、風呂に入るメリットよりも、風呂に入るデメリットの方が高そうな人たちですね。逆に、田舎でほとんど出動のないような消防署では、全員がゆっくりとお風呂に入るのが当たり前となっています。このあたりも、都会消防と田舎消防の大きな違いですね。しかし、忙しい都会の消防本部であっても、どうしても風呂に入らなければならない時があります。例えば次のような場合。

  • 火災出動があり、全身ドロドロに汚れた
  • 用水に人が転落しており、救助隊も汚い用水に浸かった
  • 救急出動で、傷病者が突然嘔吐し、感染防護衣の中の活動服までドロドロになった

簡単に言うと、通常業務や、次の出動に対して支障がある状態です。これらの場合、お風呂に入って体を清潔にし、服を着替えなければ、次の出動に支障が出ます。救急車を呼んだものの、現れた救急隊員が嘔吐物まみれ、なんてクレームものです。そのため、消防士として勤務している以上は、どうしても風呂に入らなければならない時があります。そのようなときに役立つのが、湯船にお湯を貯めておく工夫と、服を着やすいように並べておく工夫です。

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【消防士達の日常生活の工夫】目が悪い人の仮眠の工夫

24時間勤務の消防士には、仮眠時間があります。消防署から外には出られず、消防署の中に拘束されているものの給料の発生していない時間です。

\消防署の交代勤務の仕組みについて詳しくはこちらの記事/

仮眠時間に困ることといえば、やはりコンタクトレンズ問題というのは、大きな問題です。コンタクトレンズを使用したことがある人は、経験があると思いますが、コンタクトレンズをしたまま寝てしまうと、目が覚めた時に、目の前が真っ白になって、視界不良になります。これは、コンタクトレンズが乾燥してしまうがために起きること。睡眠中の出動指令で起きた時、目の前が真っ白なんて事態は避けたいものです。

「目が悪くて、眼鏡やコンタクトレンズも利用しているけど、裸眼でもなんとか見える」

という人は、コンタクトレンズは外して仮眠し、出動指令が入れば、裸眼のまま現場出動すればよいです。ここで工夫がいる人というのは、眼鏡かコンタクトレンズがないとほとんど目が見えないという人のことです。ただ、眼鏡をしていると、火災現場で空気呼吸器の面体を着装できないので業務に支障が出ます。火災現場へ出動するには、視力が弱い人はコンタクトレンズが必須条件です。そこで、次のような工夫があります。

ひとつ目は、そもそもコンタクトレンズを外して寝る(仮眠する)こと。もちろん、出動に多少の遅れが出るので避けたい方法ではありますが、起きた時に目の前が真っ白という事態は確実に防げます。あとは、スムーズにコンタクトレンズを装着できるように寝ている頭上には、コンタクトレンズ、手を清潔にするためのウエットティッシュ、鏡を用意します。

さらに言えば仮眠室の個室の照明はつけっぱなしが安心です。急いで照明をつけようとしてコンタクトレンズが入っている容器をひっくり返したら大変です。消防署が新しい場合は、指令が鳴ると同時に仮眠室の照明が点灯するといった機能がついている場合もありますが、まだまだ普及していません。指令が鳴る、目を覚ます、すぐに手を拭く、コンタクトレンズを装着する、仮眠室から出る、といった流れになります。

ふたつ目は、仮眠時間の調整と目薬の併用です。こちらは、コンタクトレンズを外さないパターンです。慣れてくると、どれぐらいの時間寝てしまうと、コンタクトレンズが乾燥して、視界が白っぽくなるか条件がわかってきます。目の乾燥の仕方は、ドライアイの人なら乾きやすいし、目の潤いが高めの人もいます、個人差があります。

例えば、3時間以上続けて仮眠してしまうと、コンタクトレンズが乾燥してしまうという人は、2時間おきに起きて、目薬を差すようにしましょう。周囲の人に迷惑をかけないように、スマホのバイブレーター機能がおすすめ。2時間おきに起きるなんてきつい、と思うかもしれませんが、あくまでも仮眠です。本気で睡眠をとるわけではありません。

スマートウォッチの利用は周囲に迷惑にならずにおすすめ。実際に利用者は多い。消防士の時計に関する情報はこちら。

仮眠時間はよっぽど何も災害が起きなくても、長くて5~6時間、さらにその中で2時間程度は通信勤務や夜間勤務といった、当番が回ってくるので、どっちみち起きて業務に従事します。結果的には、3時間以上続けて仮眠できるのは田舎の消防ぐらいです。まともな消防本部では出動も多く、仮眠時間も少ないため、コンタクトレンズが乾いてしまうほど長い時間は仮眠ができません。

このあたりは、消防本部ごとにスタイルが変わってきます。とりあえず、コンタクトレンズが乾いてしまうほど長い仮眠時間が取れる勤務先であれば、一定時間で起きて目薬を差して目の乾燥を防ぐといった工夫があります。

3つ目は、工夫というより対策、と言った方が適切ですかね。視力矯正手術(レーシック手術)により、視力自体を回復する方法です。こちらは説明不要ですよね。コンタクトレンズのわずらわしさがないので、上記のような工夫が不要になります。消防士でレーシック手術を受けている人が多いのは、仮眠時の対応を考えて、という人は少なくありません。

4つ目は、レーシック手術までは、ちょっと抵抗がある、という人向けの視力回復サービスの利用。例えばこちら。

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【消防士達の日常生活の工夫】食事の工夫(節約と食べ方)

仕事中であっても、普通のサラリーマンがお昼ご飯を食べるように、消防士もご飯を食べます。24時間の勤務であれば、食事をする機会が消防本部の文化の違いによって、2回または3回あります。食事の機会が2回という消防本部は、仕事に行った日の昼ごはんと夜ごはんです。食事の機会が3回という消防本部は、仕事に行った日の昼ごはん、夜ご飯、次の日の朝ごはんです。

次の日の朝ごはんを食べるか食べないかという文化は、消防本部によって違います。次の日の朝ごはんは食べないまま、仕事が終わる消防本部もあります。また、次の日の朝ごはんを食べない文化の消防本部でも、仕事中に火災があり、仕事が終わった後に火災の原因調査に出向する場合などは、朝ご飯を食べるといった柔軟な対応をする消防本部もあります。

という前置きをしたうえで、何が言いたいかというと、多い人では、仕事に行く際に、お弁当を3つ持って出勤する人がいるということ。弁当を持参しない場合、消防署での食事は次のようなパターンに分かれます。

  • ①自炊
  • ②宅配弁当
  • ③仕事に行く途中に買っていく

①番の自炊を行う消防本部は、昔に比べて減ってきたものの、まだまだ存在します。田舎の消防本部に多くみられる文化です。都会や政令市などの忙しい消防本部では、自炊をしている暇がないので、自炊文化は衰退しています。同じ消防本部であっても、本署は忙しいので自炊をしていないけど出張所になると自炊をしている場合もあります。このあたりの違いは、消防本部の違いや、勤務場所の違いにより、さまざまなケースがあります。

\消防署・分署・出張所の違いはこちらの記事/

自炊をする消防本部では、職員から月に〇円、とか、1勤務で〇円といった具合に集金をしてご飯代をまかなっています。自炊なので、一般家庭の食費と同様に安価な値段で食事をすることができます。

自炊を行わない消防本部に勤めている場合は、②や③のように宅配弁当を注文したり、仕事に行く途中でコンビニやスーパーで弁当やパンなどを買ったりして出勤することになります。外食まで高くはないものの、3食分ともなると、どうしても食費がかさみます。

そこで、食費を節約する工夫として、出勤するときにお弁当を3つ持参するという発想が生まれるわけです。消防署には冷蔵庫があるので、夏場でも腐らずに安心して保管できます。電子レンジもあるので、食べる時にはホカホカの状態で食べることができます。ポットもあるので、インスタント味噌汁も添えれば、立派な食事になります。

お弁当が3つといっても、毎回なわけではありません。昼食はカップラーメン、夜は弁当、翌朝はパンという選択肢もあります。夜食にカップラーメンを食べることもあるでしょう。

では、食事中に出動がかかった場合、どのような工夫があると思いますか?一般的な食事の場合は、埃(ほこり)などから守るために、出動しなかった人がサランラップをかけるなどの対応が一般的です。
これなら、出動から帰ってきても、また温めなおして食べようかという気持ちになります。普通の食事なら温めなおして食べても大差ありませんが、ラーメンやうどんの場合はどうでしょうか?

「仕事中の消防士はラーメンを我慢する」

といった都市伝説が聞こえてきそうですが、そうでもありません。消防士も人間、食べたいときに食べたいものが食べたい。では、カップラーメンができていざ食べようとした瞬間に出動指令がかかってしまった場合、帰ってから麺の伸びきったまずいラーメンを食べるのでしょうか。それとも諦めて捨てるのでしょうか。

この場合も、出動がかからず残った人のやさしさが現れるところです。ザルを使って、汁と麺を分けておく。この工夫をするだけで、出動から帰ってきても、汁と麺を電子レンジで温めれば、伸びていない麺のラーメンをおいしく食べることができます。このような工夫により、いつ出動するかもしれない勤務中であっても、消防士はラーメンを食べようとする気になるわけです。もちろん、通信勤務員1人を残して、全員出動するような大きな災害が起きた場合は、あきらめるしかありませんが。

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【消防士達の日常生活の工夫】出動の工夫

最後にお知らせするのは、出動時の工夫。これは、知っている人も多いはず。テレビなどでも見かけることがあるコレです。

靴とズボンを合体した状態で脱いでおくこと。横着脱ぎと言った方がわかりやすいかも。これは、出動が早くなります。

  • 防火靴に足を入れる
  • 靴のチャックをあげる
  • ズボンを履く
  • 装着完了

逆に、この準備ができていないと、出動までの時間のロスにつながります。というのも、防火服のズボンの裾(すそ)は巻き上がりを防ぐためにある程度絞られています。そのため、横着脱ぎをしていないと、次のような感じになります。

  • ズボンを履く
  • ズボンの裾(すそ)を持ち上げて靴に足を入れる
  • 靴のチャックをあげる
  • ズボンの裾を防火靴にかぶせる
  • 装着完了

防火服のズボンの裾(すそ)の上げ下ろしは、スムーズにいけば良いですが、下手すると防火靴に引っかかったりしてさらに時間のロスにつながります。どう考えても前者の方が効率がよい。少しでも早く災害現場へ向かうため、防火装備の着装においては、必須の工夫となっています。

消防士|早い出動の工夫5つ|お風呂やコンタクトはどうしてる?まとめ

消防士の仕事中の生活の工夫について、説明しました。まとめると、次のとおり。

  • トイレの工夫:トイレットペーパーの準備とウォシュレット
  • お風呂の工夫:湯船を貯めて、着る服を並べておく
  • 寝るときの工夫:コンタクトレンズ使用者は目薬必須
  • 食事の工夫:お弁当持参による節約効果は大きく、ラーメンを食べることができるのは仲間のおかげ
  • 出動の工夫:ありきたりだがズボンと靴は合体した状態で横着脱ぎがベスト

消防士の仕事中の生活で必要な工夫がよくわかりました。なんといってもやはり、迅速な出動を最優先で考えて行動しています。

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