今回の記事では、消防士に必要な腕時計の情報をレポートしています。
これから消防士になる人、目指す人はどんな腕時計を持つといいか悩みますよね。
また、消防士を彼氏や旦那さんに持つ彼女や奥さんは、プレゼントにどのような腕時計をあげたら喜ぶか、迷いますよね。
今回の記事も、現役消防士の方や消防職員OBの方々からの調査結果をもとにレポートしたいと思います。
この記事を読めば、どのような機能がどういった理由で必須なのか、数ある腕時計の中で、どの時計が一番良いのか、答えがきっと見つかります。
消防士の腕時計:必須機能

過酷な現場で戦い抜く消防士、それなりの機能が必要なのは想像できますが、具体的にはどのような機能があれば良いのでしょうか。
ただ、仕事中はいつも火災現場で火を消しているわけではありません、事務仕事もあり、パソコン作業もあり、トレーニングや訓練もあります。
消防署見学に来た小学生の対応をする時間もあります。
また、せっかく購入した腕時計、仕事中しか使用できないのも、いかがなものですね。
プレゼントとして送った時計であれば、なおさらのこと、彼女や奥さんにとっては、仕事中だけでなく、オフの日にも使用してもらいたいものです。
消防士の腕時計に必須な機能①:防水

消防士といえば、火災現場で水を放水して火を消します。
したがって、防水機能はマスト条件です。
また、火災現場以外でも、火災で使用したホースの洗浄、消防車の洗車など、水を使用して手首まで濡れる業務は多くあります。
消防本部によっては、夕食のみ自炊したり、土日勤務のみ自炊したり、朝食のみ自炊するなど、消防署の台所に立つ機会があります。
若いうちは、台所に立つ頻度も多くなります。
こういった場面でも、防水機能は必須機能と言えます。
消防士の腕時計に必須な機能②:強度、耐衝撃性

日常生活では、通常の人が立ち入る場所というのはある程度の空間が確保されています。
例えば、廊下。
普通の廊下は直線だったり、多少曲がっていたとしても、廊下の幅や高さは一定の幅や高さが確保されています。
日常生活だと、そんなに腕時計をどこかにぶつけるような場面、ありませんよね。
しかし、火災現場となるとその状況は変わってきます。
普通の建物が、普通の状況ではありません。
鎮火後の残火処理中などは、落下物などの堆積物があったり、収容物が散乱していたりと、人間が立ち入る場所に一定の空間は確保されていません。
となってくると、いろいろなところに、腕時計をぶつけてしまうことが多くなります。
そのため、十分な強度が求められます。
また、十分な強度が求められる理由としてもう一つ。
消防の資機材は、鉄の塊りでできているものや、かなりの重量があるものなどがたくさんあります。
ワザとそれらにぶつけるわけではないのですが、日常的に扱っているとどうしてもぶつけたり、ひっかいたりという場面が多くなります。
そのため、火災現場以外でもある程度の本体強度とガラス面のひっかき強度が求められます。
消防士の腕時計に必須な機能③:防塵

液体に対する防水機能だけでなく、埃や泥などの固形物に対する強度も必要です。
水害や、用水への転落事故などでも泥にまみれることはありますが、一番多いのは、火災の後の”灰かき作業”です。
消防士は、火災の後、火災の原因を調査します。
火災後の建物というのは、天井や屋根、収容物などが焼け落ちて堆積しています。
火災の原因を探るためには、まずはその堆積物を除去し、火災が発生した時の建物内の状況を復元する必要があります。
この堆積物を除去する作業のことを”灰かき作業”と呼んでいます。
この灰、もちろん消火作業の後のため、水分を含んでいてドロドロです。
消防士たちは、水分を通さないゴム製の、しかも上腕の半分ぐらいまで隠れるような長い手袋をつけて”灰かき作業”を行っています。
しかし、やはり完璧に手を汚さずに作業を行うことは不可能なため、腕時計を泥水にさらすことになります。
このような理由から、防塵性能は必須機能です。
消防士の腕時計に必須な機能④:正確性

ここで言う正確性とは、腕時計が10秒を刻んだのに、実際は11秒経っている、という腕時計の性能ではありません。
日本の標準時間から、いかにズレずに時を刻んでいるかという意味です。
この機能は、電波時計にすることで解決できます。
消防士の腕時計には、電波機能は必須機能です。
消防士の腕時計に必須な機能⑤:携帯性

腕時計は、見た目で2種類に分かれると思います。
消防士の腕時計は、後者のスリムなタイプが最適確です。
理由は次のとおりです。
また、一般市民のイメージだと、

消防士と言えば、すっごい高機能な腕時計をつけてて、火災現場でも時間を見たり、空気呼吸器の使える残り時間を測ったり、めちゃくちゃ現場で役立ててそう!
と、思うかもしれません。
これは、大きな勘違いです。
なぜかというと、火災現場では、防火服を着ています。
そして、火災現場専用の手袋を着装しています。
防火服というのは、手首の火傷を防ぐために、袖にインナーがついているものもあります。
また、手袋も手首を守るために上腕の1/3ほどを覆っています。
つまりは、火災現場において、腕時計はまったく機能しません。
なくてもよいぐらいです。
これらの理由が、消防士には、大きくて超多機能な腕時計が不必要である根拠です。
【消防士へのプレゼント】消防士が一番使っている腕時計はこれ!+番外編2個

G-SHOCK(ジーショック)GW-M5610-1BJF【Gショック】
これまでに説明した5つの必須機能と、現役消防士達からのリサーチを踏まえて、TEAM WEBRIDがおすすめする消防士が一番使っている腕時計はズバリ、GショックGW-M5610-1BJFです。
必須機能として述べてきた内容、すべてに合致したモデルとなっています。
ちなみに、カシオのホームページでも、G-SHOCKの売れ筋3位にランクインしています。
他の人と同じ時計をするのが嫌なタイプの人にはこれ!番外編①NIXON(ニクソン) THE REGULUS(ザ レグルス)「 NA1180001」
こちらは、電波時計と、ソーラーバッテリー機能はないものの、卓越した強度が特徴です。
G-shockにはない機能、なんと消防士には喜ばれる「耐熱性能」を備えています。
他の消防士と同じものは嫌だ、個性を出したい!という人にも最適です。
プロフェッショナルのフィードバックを基に、高素材&高機能を搭載したかつてないほどタフなデジタルウォッチ
元特殊部隊のメンバーによるフィードバックを落とし込んだTHE REGULUS(レグルス)は、プロフェッショナルのDNAと経験値を反映した、かつてないほどタフなデジタルウォッチです。高い衝撃吸収性を誇るポロン素材内蔵のボディには、過酷な環境に耐えうる機能を多数搭載。海外渡航時に便利なデュアルタイム、上下二段で1/100秒の精密なタイム計測を可能にするデュアルクロノグラフ、暗闇でも抜群の視認性を誇るLEDバッグライトは三段階の明るさ調整可能といった本格仕様。100m防水はもちろん、水中でも操作可能な作りとなっています。ストラップには水捌けがよく、耐久性に優れたTPU80素材を採用し、手首をしっかりとホールド。また、ブランドのデザインエッセンスを注ぎつつ、主張しすぎないように抑えられたミニマルなルックスにも注目。
ハイスペックと高いデザイン性を兼ね備えたNIXONの自信作です。
商品説明より引用
他の人と同じ時計をするのが嫌なタイプの人にはこれ!番外編② スマートウォッチ
実は、流行に敏感な消防士、スマートウォッチも人気です。
高い利用率となってきています。

スマートウォッチってデリケートよね?防水機能ぐらいはあったとしても、火災現場で壊れたりしないの?
そうです、壊れます。
だから、火災現場には外していくわけです。
割り切りも大事です。
消防士は、火災指令が入ると、防火服エリアへ走ります。
よくテレビで見るアレですね。
そこで防火服一式を着装するわけですが、その時に外します。
TEAM WEBRIDが調査した結果、今現在最もおすすめするスマートウォッチはやはりこれ。
でも、大好きな彼には火災現場に行くときでもスマートウォッチを身につけてもらいたい!
そんな気持ちに答えてくれるアイテムはこちら。
なんと、G-shockからスマートウォッチの登場です。
これなら、G-shockの最強の強度はそのままに、あなたからのLINEにもすぐに気づいてくれますね。
【消防士へのプレゼント】おすすめの腕時計はこのG-shockのまとめ

消防士が身に着ける腕時計として必要な機能が一通り理解できました。
また、逆に最低限以上の機能がついていても、火災現場では役に立たないことが良くわかりました。
彼氏や旦那さんに喜んでもらえることを期待します。
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