お酒が飲めない人にとって、飲み会の場は苦痛という人は少なくないのではないでしょうか。
ましてや、消防士の世界のような体育会系の色が強い職場だとなおさらです。
新人にとっては不安だらけなことでしょう。
どのようにふるまえばよいかのアドバイスはこちらの記事で紹介しています。
今回の記事では、
という意志が強い人のために、新人が宴会などで上手にお酒を断る方法について、4段階で紹介します。
今回の記事も、現役消防士や消防職員OBへの取材をもとに解説します。
この記事を読むことで、飲み会の場での、上手なお酒の断り方が、段階を追って理解することができます。
それではレポートします。
第1段階:ストレート攻撃
まずは基本的な断り方から。
お酒が飲めないということを、はっきりと伝えること。
「そんなセリフが言えるぐらいなら、こんな記事を読んでいないよ」
という方は第2段階、第3段階へ飛んでくださいね。
比較的大きな、まともな消防本部では十分通じる断り方です。
大きな本部ほど、コンプライアンスがしっかりしており、お酒が飲めないと言っている新人職員にお酒を強要することは、れっきとしたハラスメントだという認識を職員がみな持っています。
このスタンダードな断り方が難しいのは、
などです。
通じないこともあります。
通じなかった場合は、自分が組織のムードを変えてやろうという気持ちで10年頑張ってください。
通じなそうな場合は、第2段階に進みましょう。
第2段階:アルコール反応を武器に使う
お酒を飲むことで、デメリットが発生することをアピールします。
このような理由、理由というより嘘をつくことになりますが、飲み会でお酒を飲まなくてもよくなる可能性が高まります。
嘘をつくことになるので、ある程度のリスクも伴います。
24時間、勤務をともにする消防士、必然と会話も多い職場です。
つじつまの合わない会話や、矛盾を先輩に感じ取られるとまずいことになりかねません。
この理由は、得意な人と不得意な人に分かれそうです。
会話力のない人には不向きな断り方かもしれません。
そのよう場合は、次の段階に進んでください。
第3段階:飲酒運転を武器に使う
飲酒運転は、一般社会でもそれなりの制裁を受けますが、公務員の世界となると、懲戒免職になる可能性の高い御法度になっています。
これは、飲酒運転者にお酒を強要した人も同罪になる風潮があります。
つまり、公務員にとって飲酒運転とは、何があっても関わりたくないものとして認識されています。
そのため、車で来ているということを言えば、まず何があってもお酒を飲まされることはなくなります。
ただ、
「代行で帰れよ、飲め!」
「車は明日取りに来い、今夜は飲め!」
「飲み会の場に車で来るなよ」
と、当然の指導を受けることになります。
そこで、第4段階では最強の断り方です。
第4段階:上司・先輩を武器に使う
新人が、飲み会の場でお酒を飲まなくてもよい最強の断り方、それは、
「このあと、〇〇さんを送らないといけなくて、車で来ているんです」
という断り方です。
第3段階を、さらにパワーアップさせたものになります。
事前の根回しが必要になりますが、お酒は一切飲まなくてもすむし、第3段階のように嫌味を言われたり、指導を受けたりすることもありません。
送ってあげる〇〇さんは、階級や役職の高い人、発言権の強い人を選んでください。
その方が、
「あんなやつ、送る必要ないんだよ、飲め!」
と言われる可能性も低くなります。
【消防士】新人が飲み会でお酒を辞退する方法4つのまとめ
新人消防士が、飲み会の場でお酒を飲むことを断る方法について段階を追って説明しました。
まとめると次のとおりです。
消防士の世界の飲み会、不安がいっぱいですね。
やはり、どうしても断れない時もあります。
そのような場合、自衛をするしかありません。
アルコールパッチテストにより、本当に不調になるようであれば、第2段階の断り方が、嘘でなくなります。
アルコールが苦手な方は、一度試してみてはどうでしょうか?
今後も、新しい情報が入り次第、レポートを更新していきます。
この記事を読まれた方で、さらに詳しく知りたいことがあれば追跡調査しますので、コメントか問い合わせフォーム、またはTwitterにてご質問ください。
また、消防関係者の方で、うちの本部ではこうなってるよ、それは違うんじゃない?などのご意見をいただける際も、コメントか問い合わせフォーム、またはTwitterにてご連絡いただけると助かります。
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