こんにちは、TEAM WEBRIDです。消防士は結婚が早いと言われています。給料が安定しているということも、結婚を早める要因かもしれません。若くして結婚すると、友達も同じく若いため賑やかで盛り上がる結婚式になりがちです。そこで今回は、消防士の結婚式あるあるをテーマにレポートします。
ウワサでは、消防士の結婚式は「余興がひどい」なんてことを耳にしますが実際のところはどうでしょうか。厚生労働省からは3組に1組が離婚していると言われる現代でも、そんなにひどい余興が行われているのでしょうか。今回も現役消防士や消防職員OBへの取材をもとにまとめます。この記事を読むことで、
は夢が広がることでしょう。消防士との出会いが気になる人は、こちらの記事が楽しめるかもしれません。
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それではレポートします。
消防士の結婚式の実例①寸劇「愛の炎は消せれない」
結婚式といえば、友達や職場の同僚などによる余興がお決まりです。消防士の結婚式といえば、同期や職場の仲間たちによる寸劇が余興で行われます。寸劇の内容はといえば、だいたい次のような流れ。
この流れが一般的です。③の小技はいろいろあります。要救助者は美男美女の新郎新婦という設定にして、救助隊が会場内を検索します。小学生の女の子ぐらいの参列者がいれば、
救助隊「要救助者、発見!」
救助隊長「若すぎるだろ、違う!!!」
と突っ込む。会場はアルコールが入っていることもあり笑顔や笑いに包まれます。大きく盛り上がるのは、
「大変だ、ここにいる美女が、心肺停止で人工呼吸が必要だ!」
という展開。(もちろん美女は新婦)狙いはやはり、新郎からの人工呼吸がわりのキスをしてもらうもの。若い人が多い場合はシャッターチャンスとばかりに人が集まることも。他には、要救助者を検索中の消防隊が美女を発見(もちろん新婦)、プロポーズをするも見事に振られるという展開。新婦のアドリブに頼る部分もありますが、親族からの笑い声は間違いない小技です。
消防士の結婚式の実例②衣装替えでは制服に
テレビや雑誌などでもよく見かけると思います。消防士や警察官、自衛隊員など制服を業務服にしている職種は、衣装替えの際に制服を着ます。消防士の場合、新婦が消防車カラーの赤色のドレスを着ることも多いものです。
リアルな話をすると、結婚をするような年齢だと、まだ階級が低いものです。何が言いたいかというと、制服が地味なんです。みんなが思っているほど豪華じゃない。ほとんど真っ黒。というか、ほとんど紺色。紺一色に近い。
真っ赤なドレスの横に並ぶと余計に地味さが目立ちます。結婚する年齢に多い階級といえば、消防士や消防士長です。右胸に、階級章がポツーンとついているだけです。その階級章も黒地が多い。袖には袖章という飾りがついていますが、細い銀色が一巻きあるだけ。制服はダブルのスーツになっており、金色のボタンが6つ見えるだけ。地味です。
もっと階級があがれば、階級章の黒地が減り金色も増えます。袖章も金色になり、金色は太くなり、金色の袖ボタンが増えます。豪華になります。ただ、制服は豪華になるものの、結婚式をするには珍しい年齢になってきます。
そこで、消防本部によっては、先輩から代々引き継がれている、イベント用の豪華な制服を持っていることがあります。結婚するという話が出ると、先輩から声がかかり、イベント用制服を渡されます。
結婚式で使えという意味です。
これは、非公式なもののため、制服のルールは無視で見た目重視。普通の制服は、いくら階級があがろうと、肩の部分に飾りがつくことはありませんが、肩の部分にも金色のフサが垂れ下がったりしています。
「お前ら税金で何作ってんだよ!」
と怒られそうですが、もちろん、税金ではそのような業務に関係ないものは作れません。じゃあどうやって作ったのかというと、次のような流れです。消防士の中にも、“消防大大大好き”という人や、消防士の奥さんになる人の中にも“消防大大大好き”という人がいます。このような人たちが夫婦になる場合、結婚式にも相当お金をかけます。だって消防大好きだから。そういった場合、衣装替えではもちろん制服を着ようということになります。しかし、消防が大大大好きなので、地味な制服じゃ物足りないという結論にいたります。
その結果、オーダーメイドで豪華な制服を作ろうってことになるわけです。結婚式さえ終わってしまえば、使い道はありません。使い道のなくなったイベント用制服は、そこから同期や後輩たちへと引き継がれていくわけです。
消防士の結婚式の実例③ウエディングケーキが消防車
結婚式のオプションといえば、ウエディングケーキ。消防士といえば、はしご車のウエディングケーキを作ることが多い。どうして一般的な消防車であるポンプ車じゃなくてはしご車なのか。それは、はしご車の先端にあるバスケットに、新郎新婦をイメージしたキャラクターを配置できるから。
食べられる素材、スポンジやクリームだけだと、どうしても華やかさに欠けます。そこで、食べられる素材以外を使って華やかにするわけです。ポンプ車だと、車内にキャラクターを載せるのは難しいですからね。
消防士の結婚式は「余興がひどい」とウワサされる真相
ここまで説明した内容だと、ぜんぜんひどくないですよね。まともな内容ばかりです。しかし”火のないところに煙は立たず”と昔の人はうまいこと言っています。実は、余興がひどいと言われる理由は、二次会以降の話しがほとんどです。結婚式や披露宴って、親族の参列もあるということで、やんちゃな消防士といえど根がまじめな公務員、おとなしくしています。
二次会からはお酒の量も増えてくることと相まってだんだん激しくなってきます。体育会系のノリのタイプが多いのである程度は想像できると思います。一番よくある悪ふざけだと、服を脱ぎだす場面でしょうか。筋肉自慢の多い消防士、やはりお酒が入って気分がよくなると、自慢したくなってくるんですね、筋肉を。笑
TPOによりますが、度が行き過ぎて全裸になる人もいます。全裸にまでならないにしても、服を脱ぎだしてしまうと、どうしても賛否両論に分かれます。まず男性。おもしろがって笑う人がいます。逆に、知り合いではないような人が脱ぎだした場合、当然不快に思う人がいます。
次に女性。筋肉が好きで、喜ぶ女性がいます。逆に、下品だとシラケる女性がいます。このように、度が過ぎた演出により「消防士の余興はひどい」というウワサが広がってしまいます。”服を脱ぐ”ということを一例としてあげましたが、体育会系のノリの人が多く集まり、そこにアルコールが入るのであれば、「ひどい」という感情を持つ人が現れるのも自然なことです。
消防士の結婚式は余興がひどいって本当?|3つの実例のまとめ
消防士の結婚式あるあるについてレポートしました。まとめると次のとおり。
大きく目立つ部分を紹介しましたが、ウェルカムボードだったり、会場内の飾りつけだったり、いたる所に消防グッズをあしらう結婚式があります。ただ、気をつけて欲しいのは、消防士全員が全員こんな感じというわけではないということ。中には一切、消防カラーを出さない結婚式を行う人たちもいます。もちろん、消防士なのに消防が嫌いというわけではなく。
お互いにの共通の趣味があれば、そっちをイメージに優先するでしょう。消防っていうのは、あくまでも新郎や新婦の仕事ってだけですからね。
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