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消防士の採用試験に合格!消防学校入校までにできる6つの準備とは?

消防学校

消防士に合格しました!消防署に勤め始めるまでに、今できることは何かありますか?

消防士の合格おめでとうございます!消防学校への初任科入校からスタートですね!今のうちにできること、やっておいたほうが良いことをお知らせします!

この記事では、消防士採用試験に合格したあと、消防学校に入校するまでの間にできる準備について、説明します。今回の記事も、現役の消防士や消防士OBへの取材をもとにレポートします。この記事を読むことで、同期達よりもアドバンテージを持った状態で消防署へ就職できます。

消防学校入校までにできる準備①運転免許証の取得

消防士になるということは、消防車や救急車の運転に従事するようになります。つまり、運転免許証は必要不可欠です。消防署へ就職すると、6か月間、消防学校へ入校します。全寮制です。

\消防学校について詳しく知りたい方はこちらの記事/

つまり、時間の自由が少なくなります。自動車学校へ通う時間も制約されてしまい、免許取得までの時間が長期間に及びます。したがって、運転免許証を取得しておく方がベターです。

消防学校入校までにできる準備②車の購入

地域の状況にもおりますが、消防学校へ車で通う地域もあります。1週間分の荷物を消防学校へ持ち込むため、それなりの荷物の量になります。消防本部によっては、4月1日の初出勤の日に、防火衣、制服、活動服などの大量の貸与品を支給されるため、車での出勤を指示されるケースもあります。もちろん、家族に送迎を頼んだり、これから長い付き合いになる同期に送ってもらうという手段もありますが、自分の車を持っているとよりスムーズに行動できます。

消防士になりたい

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✔️採用試験 ✔️勉強の開始時期 ✔️筆記試験 ✔️体力試験 ✔️面接試験 ✔️小論文 ✔️併願

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✔️アドバイス ✔️募集人数 ✔️通信教育 ✔️採用説明会 ✔️浪人 ✔️視力 ✔️本部間の転職 ✔️情報収集 ✔予備校

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消防学校入校までにできる準備③大型免許の取得

大型免許についは、普通運転免許を取得してからある程度の経験年数や、中型免許の取得など順を追わないと取得できないため焦る必要はありません。特に、新卒者にとっては、取得自体が不可能な場合もあります。一般企業からの転職組などの人で、年齢、運転経験、金銭面などの要件が合致する場合は、大型免許を取得しておくことで、他の同期達よりも優先的に消防車を運転するチャンスに巡り合えます。ただ、消防本部によっては、免許の取得に助成制度を設けている本部があります。金銭面でゆとりがない場合は、消防学校への出張を終えてから、助成を受けて大型免許を取得するといった選択肢もあります。

消防学校入校までにできる準備④危険物試資格者免状(乙4)の取得

消防士といえば、みんなが持っていると連想される資格です。しかし、実際のところ、ほとんどの消防士が危険物の資格は持っていません。

\消防士の資格について詳しくはこちらの記事/

ほとんどの人が持っていないのに、どうして取得を勧めるのかというと、消防学校で勉強する内容の予習になるからです。消防学校での勉強には、危険物の科目も含まれています。消防学校での成績というのは、消防署に戻ってからの人事評価異動に大きく影響します。他の分野は、事前に予習するというのは一般的には難しいのですが、危険物の科目に関しては、危険物資格者免状(乙4)の勉強が予習になります。勉強しておいて損はありません。

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消防学校入校までにできる準備⑤体力・筋力づくり

消防士採用試験に受かったからといって、そこで体力・筋力づくりは終わりではありません。むしろ、スタートラインに立った状態です。消防学校の初任科(初めの6か月)では、さまざまな筋力トレーニングを行います。今までに使ったことのないような部位が筋肉痛になることもあります。また、体力がすべての活動の基本になるため、「走る」というトレーニングの比重は高いものです。体力・筋力面も、消防学校の成績として記録に残ります。消防学校に向けて、スポーツジムに通うことも選択肢の一つになるかもしれませんが、

  • 学校が忙しかったり
  • バイトが忙しかったり
  • 年度末まで勤める予定の仕事が忙しかったり

なかなかジムへ通う時間が取れない人も多いはす。そのような人たちへお勧めするのは、次の3つのアイテムです。

体力・筋力づくり:アブローラー

体感トレーニングが家庭で手軽にできます。膝をつけずに行うと、相当な負荷がかかるため、筋トレ上級者でも筋肉痛になれます。また、自重により負荷を与えるため怪我をしにくいというメリットがあります。そしてなんといっても安い、コスパ最高です。音も静かなため、マンションや学生寮などでも不安なく深夜でも使用可能です。腹筋はすべての動作の基本になるので、鍛えれば鍛えておくほど、消防学校のトレーニングに耐えうる体幹を身につけることができます。

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体力・筋力づくり:ゴムチューブ

家庭でジム代わりの負荷を体に与えようとすると、それなりのウエイト器具を揃える必要があります。
そうなると必要になってくるのが、スペースお金。ベンチプレスなど場所を取ります。負荷を上げるためのウエイトは、高価なものです。この問題点を解決してくれるのが、ゴムチューブです。

ゴムチューブを利用した反復運動は、徹底的に筋肉に負荷を与えることができます。しかも、ウエイト器具によるような関節を痛める心配が少ない。なぜなら、ウエイト器具のように、筋力の限界以上の負荷を受けることはありません。消防学校に入る前、消防士になる前から体を壊していたら意味がありませんからね。ウエイト器具に比べて安すぎるゴムチューブですが、その可能性は侮れません。さまざまな部位の筋肉トレーニングが可能です。収納場所も取らず、音もうるさくない。ウエイト器具のように、重さが物足りなくなったからといって、ウエイトを買い増す必要もなし。アブローラーと同じくコスパ最高です。

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体力・筋力づくり:懸垂マシーン

これは、上記2つと違って、場所も取り、重く、組み立てる必要もある。しかし、日常ではトレーニングできない懸垂トレーニングを家にいながら行うことができる優れものです。一般的には、懸垂トレーニングを行うためには、

  • スポーツジム
  • 公園の鉄棒
  • 小学校の鉄棒
  • 公園の健康ぶら下がり器具

などを利用する必要があります。そのためには、そこまで行く費用時間という手間がかかります。さらに、スポーツジム以外の場所では、あの人は何をやっているのだという偏見の目で見られることに耐える必要があります。この解決策は、夜暗くなってから公園に行くことです。学校関係は勝手に侵入すると警察のお世話になる可能性があります。今どきの学校は、基本的には「関係者以外、立ち入り禁止」といスタイルです。公園は利用無料。懸垂を無料で行うためには、夜の公園に行くことです。ただ、現実的に、懸垂のために夜な夜な公園に行くのって、相当だるいですよね。

そこでお勧めするのが、家庭用懸垂マシーンです。家にあれば、いつでも懸垂ができます。懸垂の何が良いかというと、日常生活ではほぼ使わない脇の下の筋肉を鍛えることができます。消防学校の同期達と、一番差を広げることができる筋肉です。しかも、懸垂に必要な脇の下の筋肉の発達だけではありません。懸垂を行うことで、

  • 体を支えるための握力アップ
  • 下半身を引き付けることで腹筋アップ
  • 背中全般の筋力アップ

と、一石三鳥の効果が見込めます。かっこいい逆三角形の上半身になるため、海やプールでモテモテです。

消防学校入校までにできる準備⑥ロープワーク

消防士にとって、ロープは大事な仕事道具の1つです。”スリング”と呼びます。しかし、普通の生活を送っていると、ロープの結び方に精通する機会は少ないものです。ただでさえ覚えることの多い消防学校生活。ロープ結索において、つまずきたくはありません。そこで消防学校に入る前に、

  • ロープを扱う感覚
  • 立体的なロープの動きを把握できる能力

を備えておくべきなのです。ロープ結索が不得意な人というのは、手先が不器用な人ではありません
縫い針に縫い糸を通すわけではなく、それなりの太さのロープを扱うため、手先の器用さは影響しません。ロープ結索が不得意な人というのは、立体的なロープの動きが理解できない人です。教官のお手本を見たり、紙に書いてあるロープ結索を見たりしても、真似ができない学生が一定数います。ロープの“立体的な動き”を理解できないために真似ができません。これは慣れるしかありません。youtubeを見たり、ロープ結索の本を見たりして時間をかけて繰り返してください。

\消防署で実際に採用されているロープはこちら/

\ロープ結索の基本はこちら/

最低限、理解しておきたいのはもやい結び巻き結び。現場で使用するロープワークの基本中の基本です。もやい結びは、結着する相手側が縦に伸びているのか、横に伸びているのかで雰囲気が変わるので、両方に慣れてください。巻き結びは、三連梯子の固定などにも使用します。巻き結びは、厳密に言うと8通りの方法が存在します。目の前の結着相手が横向きの棒だとすると、

  • 手前から 上から左に抜く
  •         右に抜く
  • 手前から 下から左に抜く
  •         右に抜く
  • 奥側から 上から左に抜く
  •         右に抜く
  • 奥側から 下から左に抜く
  •         右に抜く

これらを理解しておくだけでも、同期達から1歩リードできます。適当な結着相手が見当たらない場合は、カラビナをお勧めします。ロープと同様に、消防士の必須アイテムです。消防学校でも高い頻度で扱います、使い慣れておくと良いでしょう。家庭においては、いろいろな場所に引っ掛けて使うことができるので、ロープ結索の練習にもってこいです。鉄製カラビナは錆びるので、ステンレス製一択です。

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消防学校入校までにできる準備⑦洗濯機とアイロンの使い方

大学生活を1人暮らし生活した人以外は、ほとんどの人が実家生活から寮生活に突入します。今まで親がしてきてくれたことを自分でする必要があります。それは何かというと、洗濯アイロンです。消防学校では、共同の洗濯機を使って、班ごとであったり個人であったり洗濯を毎日行います。ここで人生初めての洗濯機の使用を経験することになるわけですが、使い方を知らないと恥をかくわけです。実家にいる間に、洗濯機の使い方を覚えておきましょう。また、行事などで制服を着ると、カッターシャツを洗うことになります。実家にいる時は、洗濯機にさえ入れておけばアイロンのかかったカッターシャツが部屋に届いていた人も多いはず。消防学校では、自分でアイロンをあてなければいけません。誰もしてくれませんから。アイロンは難しいものではないのですが、

  • 温度が低くてしわが伸びない
  • 位置によってはアイロンのあて方がわからない

といった事態になりかねません。もちろん、共同部屋の同期達に教わればいいわけですが、アイロンもできない奴だと悪印象を与えかねません。実家にいるうちに、アイロンの使い方を親から教わっておきましょう。

消防士に学びたい

消防士の採用試験に合格!消防学校入校までにできる7つの準備とは?のまとめ

消防士の採用試験に合格した後、消防学校に入校するまでにできる準備について、説明してきました。
まとめると次のとおり。

  • 運転免許証をとる
  • 自動車を購入する(地域性次第)
  • 大型運転免許証をとる(年齢や運転経験年数次第)
  • 危険物資格(乙4)をとる
  • 筋力トレーニングを行う
  • ロープワークを覚える
  • 洗濯機・アイロンの使い方に精通する

これらはあくまでも、4月の新年度以降、消防学校で役立つ事前準備でした。学生の人にとっては、社会人になったらやりにくいこと、例えば長期旅行趣味に没頭する時間など、有意義に過ごすことも大事なことです。怪我に気をつけたうえで、スポーツなどしっかり楽しんでください。

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