- 消防士になるにはまず知っておくこと
- 消防士の採用試験は学歴(高卒・短大卒・専門学校卒・大卒・大学院卒)で受験区分が違う
- 消防士採用試験は受験区分ごとに年齢制限がある
- 消防士の採用試験はあくまでも公務員の採用試験だけど体力試験がある
- 消防士採用試験の日程
- 消防士採用試験の募集人数や合格倍率はどうなっているのか?受かりやすい地域があるの?
- 消防士採用試験当日の持参物は何がいるのか?
- 余談:消防士採用試験で詐欺事件発生?
- 消防士採用試験には年齢以外の採用条件や受験制限ってあるの?
- 消防士採用試験では試験官の消防士は知り合いの受験生には冷たい?
- 消防士採用試験には学歴以外での受験区分がある
- 消防士採用試験では受験する消防本部が地元の人の方が有利なの?
- 採用試験の合格で1年遅れにならないために消防士の採用試験勉強を始める前に知っておくべきこと
- まとめ
消防士になるにはまず知っておくこと
この記事では、消防士採用試験に関するすべての情報を説明します。
消防士になるために必要なことをひとことで言えば、ズバリ、公務員試験に合格することです。
公務員採用試験、その中でも特に特殊な業種でもある消防士採用試験って、試験内容がどんなものか不安で一杯ですよね。この記事を最後まで目を通せば、消防士採用試験の全体像がだんだんと見えてくることでしょう。
自衛隊であれば国に採用される国家公務員、警察なら各都道府県に採用される地方公務員ですが、消防は各自治体(市町村)ごとに採用される地方公務員になります。
ですので、消防士になるには自治体(市町村)が行う採用試験を受ける必要があります。
なお、筆記試験、体力試験、面接試験、就職浪人、それぞれの詳細については別の記事でも紹介しています。
さらに詳しい情報は、そちらの記事で確認してください。
筆記試験についてはこちら
体力試験についてはこちら
面接試験についてはこちら
就職浪人についてはこちら
今回の記事も、現役消防士の方や消防職員OBの方々からの調査結果をもとにレポートしたいと思います。
消防士の採用試験は学歴(高卒・短大卒・専門学校卒・大卒・大学院卒)で受験区分が違う
消防士になるためには、まずは各消防本部を運営している自治体が行う、採用試験に合格する必要があります。
公務員の採用試験には、学歴によって「大学卒」、「短大・専門学校卒」、「高校卒」といった受験区分があります。
例えば、大卒の人は、「高校卒」の試験区分は受けることができません。
消防士の採用試験では、受験区分が次のように分かれているのが一般的です。
の3種類があります。
※規模の小さい本部だと、受験区分が一つのところもあります。自分が受験する本部の受験案内をしっかり確認してください
\消防本部の規模の違いについて知りたい方はこちらの記事/
受験区分により、試験の内容が異なる場合もあるので、受験案内はしっかり目を通しましょう。
採用試験に合格した後は、採用された後に高校や大学の卒業証明を提出することになりますので、学歴詐称はできません。
また、過去には、大卒程度の資格があるにもかかわらず、高卒程度の受験区分により採用されたものの、採用後に大学を卒業していたことが発覚し、懲戒免職になるといった事案も発生しています。
懲戒免職などの処分についてはこちら
大学を卒業した人、または卒業見込みの人は、高卒程度の区分での受験は選ばないように気を付けてください。
ただ、大学1,2,3年生の時に、高卒程度を受験することや、大学4年生の時に高卒程度を受験し、合格次第、大学を退学するならば、問題はありません。
このあたりは、応用技になってくるので、あまりおすすめはできません。
また、受験案内を見ていると、”消防吏員”という表現が出てきます。
聞きなれない言葉ですよね、消防吏員というのは次のとおりです。
消防吏員って何?
聞きなれない言葉として、「消防吏員」という呼び方があります。
この表現は、「消防職員」と使い分けることがあります。
簡単に言うと、階級を持った消防職員のことを「消防吏員」と呼びます。
逆に、階級を持たない消防職員のことは「消防吏員」とは呼びません。
例えば、消防署に勤務しているものの、階級はなく、消防学校の初任教育も受けておらず、事務職のみを行う人は消防職員ではあるものの、消防吏員ではありません。
また、消防署に勤務しており、階級を持ち、消防学校の初任教育を受けており、現場出動を行う人は、消防職員であり、消防吏員です。
他にも、消防ヘリの操縦専任者や、車両整備専任者などを外部から専属で雇用している場合、このような立場の人は、消防学校にも行かず、階級も持っていません。
事務職専門で雇用されている人と同様に、消防署に勤務しているため、消防職員ではあるものの、階級を持たないため、消防吏員ではありません。
消防士採用試験は受験区分ごとに年齢制限がある
消防士の世界は階級による縦社会です。
消防士の階級制度についてはこちら
また、若い力が重要な場面も非常に多い職場です。
したがって、あまりにも年を取っている人が新人として採用されることは、メリットが少なく、デメリットが非常に多くなります。
そのため、採用区分に合わせて年齢制限が設けられています。
高卒程度で25歳まで、大卒程度で30歳ぐらいまでが一般的なところですが、消防本部によってバラツキがあります。
転職を希望する人や、新卒でない人は、自分が受験する本部の受験案内をしっかり見て、年齢制限にかからないかを確認してください。
申し込んだものの、受験資格がなかったということがないように気をつけてください。
消防士の採用試験はあくまでも公務員の採用試験だけど体力試験がある
消防士というのは、俗にいう公務員なので、公務員採用試験に合格する必要があります。
一般的な公務員採用試験というのは、知識や知恵を問われる筆記試験、小論文、適性検査などを行います。
それに加え、消防士に必要な、体力や筋力が養われるかどうかを見極める体力試験が実施されます。
体力試験についての詳細は、次の別記事をご覧ください。
消防士採用試験の日程
2日に分けて実施するところと、1日で実施するところがあります。
受験しようとする消防本部の規模や受験者数によって異なります。
受験案内をしっかり確認しましょう。
消防士採用試験の募集人数や合格倍率はどうなっているのか?受かりやすい地域があるの?
消防本部は、職員数が2万人弱の東京消防庁から、100人以下の小規模本部まで、規模に大きな違いがあります。
東京消防庁と総務省消防庁の違いはこちら
大きい本部ほど受けに来る人は多いものの合格者数も多く、また、小さい本部ほど採用者数が少ないものの、受験者数も少なくなります。
近年では、各消防本部のホームページや、属する市町村のホームページにおいて、受験者数や合格倍率などを公表している自治体がほとんどです。
入りたい消防本部が定まっていない人は、受ける本部を検討する参考にしてみてください。
小規模な本部だと、採用試験がない年があったり、逆に、欠員が出たなどの理由で年に数回の採用試験を実施したりと様々です。
消防局、消防本部、消防組合の違いについてはこちら
消防士採用試験当日の持参物は何がいるのか?
一般的には、筆記試験があるため、筆記用具は必須です。
また、言うまでもなく、受験票は必ず忘れないようにしましょう。
受験票に写真を添付することにより、本人確認を行うことになるので、写真がなかったり、当日持参を忘れてしまうと、失格となります。
写真も必ず忘れないようにしましょう。
また、体力試験があるということで、スポーツウェアや運動靴、または体育館シューズが必須となります。
これらも、忘れた場合には、安全管理上問題があるという理由で、受験ができなくなります。
時期によっては、熱中症対策の水分も必要になります。
お茶や水では塩分が摂取できません、塩分の含まれたスポーツドリンクを用意しましょう。
余談:消防士採用試験で詐欺事件発生?
試験会場の敷地外で、試験終わりの受験生に声をかけ、
○千円払えば、合格発表より前に、合否判定を連絡しますよ!!
という、詐欺師が現れることがあります。
冷静に考えれば、この時代にそんなことでお金を払うことなんてあるはずないと思えるわけですが、試験が終わり、ぐったりとして家路につく心理状況だと、どうしたものか、お金を払って連絡先を教えてしまう受験生がいます。
みなさんは、騙されないように注意しましょう。
消防士採用試験には年齢以外の採用条件や受験制限ってあるの?
消防本部によって様々な条件があります。
何点か、代表的な条件を記載します。
自分が受験しようとする消防本部の受験案内をよく確認し、努力が無駄になることがないように注意してください。
消防士採用試験の制限:身長・体重
最近は、減ってきましたが、まだまだ、身長制限や、体重制限を設けている本部があります。
消防職員の職務を考えると、あまりにも小柄であったり、あまりにも体重が軽かったりすると、現場活動に影響が出ることも予想されます。
ただ、昨今のなんでもかんでも”差別”扱いとする風潮を考慮し、そういった制限(身長は本人の努力ではどうにもならない)を採用の条件から削除する本部が増えています。
消防士採用試験の制限:居住地
これは、受験時の条件というよりは、採用後の要件になります。
消防職員という職務を考慮すると、自宅にいるときであっても、急な呼び出しに対応し、職場に素早く駆け付ける必要があります。
したがって、消防本部が管轄をしている市町村、または、管轄をしている市町村に隣接している市町村に住むことを条件としている本部が多数を占めます。
なぜ、採用後の条件かというと、例えば大学生が、地元を離れて都会の大学に出て、地元の消防本部を受ける場合などをイメージすると、わかりやすいと思います。
消防士採用試験の制限:視力
受験案内を見ると、「視力0.7以上」などの記載がみえますが、矯正視力でなのか、裸眼視力なのか、迷うことが多いと思います。
基本的には、矯正視力で大丈夫です。
今の時代は、裸眼視力で、まともな視力を維持している人の方が少ないはずです。
現場活動になると、空気呼吸器を背負い、面体を顔に装着することになります。
そういった場合でも、コンタクトレンズを使用することで、問題なく現場活動ができることでしょう。
また、消防士は、他の職場よりも、視力矯正手術(俗にいうレーシック手術)の経験者が非常に多い職場です。
\視力についての詳細を知りたい方はこちらの記事/
消防士採用試験の制限:国籍
日本国籍を条件としている本部がほとんどです。
実際に、見た目が外国人の消防士、日本で見たことありますか?
見たことないですよね。
この条件についても、今後は”差別”だといわれる可能性もありますが、しばらくのうちは、条件として残りそうです。
消防士採用試験の制限:色覚(色神)
色覚異常、つまり色の判断ですね。
具体的には、赤、青、黄色等、一定の色の識別ができるかを判断します。
本部によっては、緑色やほかの色の色覚を求める本部もあります。
じゃあ、体力試験のときに、健康診断もあるのかなと思いがちですが、そうではありません。
実際は、一次試験合格者が、二次試験に進む際、二次試験の事前提出書類として、健康診断結果を提出することになります。
二次試験の面接時の参考資料にするためですね。
色覚についても、条件として設定することが”差別”ではないのかという意見もあるようです。
職業選択の自由を尊重し、色の判断がつかない消防士も、災害現場で活動すべきか、みなさんはどう思うでしょうか。
\色覚についてさらに詳しく知りたい方ははこちらの記事/
消防士採用試験の制限:免許
普通運転免許証の所有を、取得見込みも含めて条件にしている本部があります。
取得見込みにしているというのは、現役高校生のような立場を考慮したものと考えるとわかりやすいと思います。
職務上、車両の運転は欠かせませんので、当然のこととも思います。
当然のこと過ぎて、敢えて受験案内に記載をしていない本部もあるほどです。
また、最近ではオートマミッションの消防車両も増えてきましたが、まだまだマニュアルミッションの消防車両が多いのが現実です。
したがって、オートマ限定の普通運転免許では条件に該当しないことが多いです。
あと、消防本部の中には、「採用後、○年以内に、大型自動車運転免許の資格を取得すること。」といった条件を記載している本部もあるようです。
資格や免許についての詳細はこちら
消防士採用試験では試験官の消防士は知り合いの受験生には冷たい?
人事担当の消防職員などは、就職説明会などに出向くため、受験生と顔見知りになることがあるそうです。
就職説明会の場では、愛想よく話ができますが、実際の採用試験会場では、就職説明会でのやり取りが嘘かと思うぐらい、愛想がないそうです。
これは、特定の職員と受験生が仲良くしていると、事情を知らない受験生から、公平な場であるはずの採用試験に対して不信感を持たれる可能性があることを理由としています。
受験生の皆さん、試験会場で知り合いの消防職員に冷たい態度をされても落ち込まないようにしましょう。
消防士採用試験には学歴以外での受験区分がある
「救急救命士」の資格を持った人を対象とした受験区分を設ける本部があります。
本部にとっては、救急救命士の資格を職員に取得させるための経費が節約できるメリットがあるため、意図的に救急救命士の資格を持った受験生を集めます。
しかし、救急救命士の資格を持ているからといって、必ずしも良い消防職員になるとは限りません。
よって、救急救命士の資格を持った受験生の中から、より良い人材を選び出すということは、消防本部にとっては良いチャンスになります。
消防士採用試験では受験する消防本部が地元の人の方が有利なの?
先に答えを言うと、現在は、関係ありません。
居住地や本籍、実家などの地域の情報を、採点に考慮することは差別になるからです。
このあたりは、部落問題の影響も関係していると思われます。
ただ、地方の田舎や小規模の消防本部になると、一昔前までは縁故による採用というのは確かに存在したようです。
しかし、この問題は消防職員に限ったことではありません。
田舎に行けば行くほど公務員の採用試験では、今に比べて昔の方が、コンプライアンスの意識が欠落していたようです。
採用試験の合格で1年遅れにならないために消防士の採用試験勉強を始める前に知っておくべきこと
すでに述べましたが、ほとんどの消防本部が採用試験を、
といった採用区分で分類しています。
しかし、世の中には高校卒業程度と言っても、商業や工業から普通科まで幅広く学業レベルには差があります。
また、大学卒業程度ともなれば、俗に言う低ランク大学から超難関大学まで、学業レベルの差は大きいものです。
このように、学業レベルに大きな差があるものの、
「消防士採用試験の高校卒業程度を受かりたいのであれば・・・・」
「消防士採用試験の大学卒業程度に受かるためには・・・」
といったように、採用区分ごとに勉強法をまとめて言い切るのは無理があります。
そこで、消防士になるための難易度を大学卒業程度、高校卒業程度関係なく、3つのステージに分類して説明します。
その3つのステージとはこれ。
それぞれ説明します。
独学でも十分受かる可能性のある人
最初のステージは、独学でも十分受かる可能性の高い人について。
このステージにあたる人は、次のような人たちです。
このような人たちにとっては、消防士の採用試験はどちらかといえばイージーレベルです。
そもそも、このような人たちで大学卒業枠の採用枠が埋まってしまったら、大卒の消防士はみんなこのようなレベルの人たちだらけになってしまいます。
現実はそうでもない。
大卒の消防士には、さまざまな大学卒業者がたくさんいます。
つまり、国公立大学以上の学業レベルがある人たちにとっては、消防士採用試験の筆記試験レベルはライバルが少ないということです。
このレベルの人たちとなると、消防士のような公務員を目指すより、一流企業、二流企業を目指す人が多いからライバルが少なくなるという事実もあります。
このような人たちは、公務員採用試験の通信教育や専門学校などに行く必要はありません。
参考書などを購入して独学で勉強するだけで十分合格レベルまで到達できます。
あとは、勉強分野だけは間違わないように気をつけるだけです。
というのも、消防士の筆記試験は、消防本部の違いによって2つの分野に分かれています。
消防士採用試験の筆記試験について詳しくは消防士ドットコム内のこちらの記事をご覧ください。
自分が受験する消防本部の受験案内にしっかりと目を通し、どちらの筆記試験を採用している消防本部なのかきちんと確認してください。
3種類程度の参考書をみっちりやりこめば、筆記試験は十分合格レベルまで到達します。
消防士採用試験に役立つ参考書はこちらの記事で紹介しています。
ただ、1点のみ注意してほしいことがあります。
それは最初に説明した「塾などに行かず独学で」というキーワードです。
大学受験では多くの受験スタイルが確立されており、高額な学習塾が引いたレールの上を進むだけで、それなりの大学に受かることが可能です。
本人の努力による成長も、もちろん合格を後押ししたわけですが、勉強の方法はあくまでも学習塾が引いたレールの上を通っただけであり、自分で勉強方法を確立したわけではありません。
つまり、塾のお世話になったうえで、国公立大学や国公立大学と同程度以上の私立大学に受かったような人は、独学で消防士採用試験を受けることは適していません。
なぜならこのような人たちは、独学での勉強の経験がないからです。
次の項目で説明する、通信教育や公務員専門学校にお世話になるのが賢明です。
ただ、持ち前の学業レベルを活かすことができるので、通信教育や公務員専門学校のお世話になりさえすれば、消防士採用試験の合格はイージーでしょう。
通信教育を受けないと受かりにくい人
次に説明するのは、通信教育を受けないと受かりにくい人について。
このステージにあたる人は、このような人たちです。
このような条件に該当する人は、通信教育を受けて消防士採用試験対策を行うことで、合格する可能性が高くなります。
要はこのようなタイプの人たちです。
消防士採用試験は、年に1回しか実施されないことを考えると、最初の1回目で合格しないと1年を棒に振ることになります。
独学の1年目で採用試験に失敗し、通信教育を受講。
2年目は無事に合格。
「こんなことなら最初から通信教育を受けておけばよかった」
このような新人消防士の話はいくらでも耳にします。
消防士になれば、年収400万円以上は確実にもらうことができます。
通信教育にかかる費用なんてすぐに回収できますからね。
消防士採用試験の通信教育については、消防士ドットコム内のこちらの記事で説明しています。
専門学校に通わないと受かりにくい人
最後に説明するのは、専門学校に通わないと受かりにくい人です。
このステージにあたるのは、このような人たち。
要は、高校卒業枠においても、大学卒業枠においてもギリギリ合格するようなタイプです。
このような人たちは、1年目で受かることはまずありません。
そもそも勉強が苦手で、公務員専門学校に通うという選択肢も持たないような人たちです。
1,2年不合格となり、そろそろやばいという藁にもすがる思いで公務員専門学校に通いだします。
するとあら不思議、なんとか合格しちゃうんです。
これが公務員専門学校のすごいところ。
今までの卒業生の合格パターンから徹底的に対策を叩き込みますからね。
まあそうじゃないと通う意味もないんですが。
もちろん、公務員専門学校に通ってから消防士になった人みんなが、このような勉強が得意ではない人たちというわけではありません。
本来、通信教育だけでも合格できる人、独学だけでも合格できる人達でさえ、確実に合格するために公務員専門学校に通うこともあるわけです。
ますます、このステージにあたる勉強が得意でない人たちは、合格が遠のくわけです。
公務員専門学校については、消防士ドットコム内のこちらの記事で紹介しています。
資料請求までは無料なので、いったんは複数の学校の資料を取り寄せ、自分のフィーリングに合うところを選んでください。
住んでいるエリアが地方のため通えるエリアに公務員専門学校がないという人は、消防士になることをあきらめた方が無難です、お金と時間の無駄です。
ただ、どうしてもあきらめきれないという熱い思いがあるのであれば、通信教育による自主学習に励んでください。
まとめ
消防士採用試験の全般について紹介してきました。
読む前に持っていた不安が、少しは安らいだでしょうか。
採用試験の全体像は見えてきましたか?
冒頭でも紹介しましたが、筆記試験、体力試験、面接試験、就職浪人、それぞれの詳細については別の記事で紹介します。
さらに詳しい情報は、こちらの記事で確認してください。
筆記試験の詳細はこちら
体力試験の詳細はこちら
面接試験の詳細はこちら
消防士の採用浪人についてはこちら
今後も、新しい情報が入り次第、レポートを更新していきます。
この記事を読まれた方で、さらに詳しく知りたいことがあれば追跡調査しますので、コメントか問い合わせフォーム、またはTwitterにてご質問ください。
また、消防関係者の方で、うちの本部ではこうなってるよ、それは違うんじゃない?などのご意見をいただける際も、コメントか問い合わせフォーム、またはTwitterにてご連絡いただけると助かります。
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