こんにちは、TEAM WEBRIDです。
今回の記事のテーマは消防士の英語表記について。
消防士を英語で表現している場合、
の2通りを見かけませんか。
どちらかが正解でどちらかが誤り?
はたまた両方正解?
実は、両方間違いなわけじゃないけど、現代は「Firefighter」を使うべきです。
今回も現役消防士や消防職員OBへの取材をもとに説明します。
この記事を読むことで、「Fireman」じゃ何がダメなのか、どうして「Firefighter」を使うべきなのかが理解できます。
それでは、レポートします。
消防士を「Fireman 」と表現すべきではない理由

消防士を「fireman」と表現しても間違いじゃありません。
もともと、昔は消防士のことを「fireman」と表現していました。
なぜなら、消防士には男性しかいなかったからです。
しかし、時代の変化から、女性消防士の存在が目立つようになってきました。
つまり、「fireman」だけでなく、「firewoman」が増えてきました。
他にも見かける、「firemen」(ファイヤーメン)「firewomen」(ファイヤーウーメン)はそれぞれの複数形です。
「男性消防士」=「fireman」(ファイヤーマン)
「男性消防士たち」=「firemen」(ファイヤーメン)
「女性消防士」=「firewoman」(ファイヤーウーマン)
「女性消防士たち」=「firewomen」(ファイヤーウーメン)
つまり、消防士のことを「fireman」と表現してしまうと、男女平等の原則に反してしまうわけです。
「なんで男性だけなんだよ、女性もいるよ。」
世間から激しく攻撃されてしまうわけです。
もちろん逆の意見もあって当然です。
消防士を「firewoman」と表現したら男女平等の原則に敏感な人たちから
「なんで女性だけなんだ、男性もいるだろ。」
となっちゃうわけです。
そこで登場したのが、男女の差のない表現である「firefighter」です。
日本語でも同様な変化は常に起きています。
例えば、「看護師」。
以前は、「看護婦」と表現していましたね。
「婦」の字は女性を表す字です。
「看護婦さん」といえば、一昔前は聞きなれた表現でした。
しかし、世の中の変化で男性看護師が増えてきました。
つまり、「婦」をつけて呼ぶのはふさわしくない表現です。
そこで、男女どちらも呼ぶことのできる表現、「看護師」が使用されるようになりました。
まさしく「firefighter」と同様な変化です。
消防士は英語で「firefighter」「fireman」正解はどっち?のまとめ

消防士の英語表示についてレポートしました。
まとめると次のとおり。
日本でも、女性消防士の数は年々増え続けています。
女性消防士の活躍はこちらの記事で紹介しています。
おまけ【fire関連の英語と意味を見てみよう】

この記事をここまで読んだ人は、消防と英語の関係に興味のある方だと思います。
「fire」の単語に続く消防関連キーワードを選んでみました、参考にどうぞ。
聞きなれた言葉や、初耳ワードもありますね。
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